圧倒的に走ってく

基本的には行ってきたライブのこと。たまにCDと本と諸々の話。

2021年ライブまとめ

今年ももう大晦日
色々あったこの一年に行ったライブをまとめてみました。

振り返りということで、一つずつ一行感想(※個別に感想を書いている場合はリンク)を。

1/19 KITAZAWA UNPLUGGED Vol.25(Mei/みねこ美根/藍谷凪)
色が違うアーティストの集い。下北沢の人の少なさに震えた日でもある。

2/13 MOSAiC×近松presents. 華標
二つの会場を行き来するサーキットフェス。ここでいつかの空蝉と明くる夜の羊を知った。
いつ蝉の叫びにやられた。

2/15 kitriの音楽会〜木鳥と羊毛〜(kitriと羊毛)
8ヶ月延期となっていた音楽会。二人と一人のハーモニー、『二人セゾン』の原曲との色味の違いが印象的だった。

2/21 ウダガワガールズコレクション vol.116(藍谷凪/小林未奈/みねこ美根)
グランドピアノで奏でられる音の美しさ、ギターの素敵さを感じたライブ。
いつもは長いgee-geへの行列が短かったことも印象的。

2/26 楠美月one-man Live(楠美月and最強バンド)
通称:身バレした日。声量に驚き、最強を自称する方々の最強さに震えた。

2/27 秘蜜(tricot)
それは、全てが秘密の一夜。話せるのは会場の甘い残り香だけ。

3/11 tapestry(天野花)
初めて行った天野花さんのワンマン。
衝動で予約したのだが、それで良かったと思えた。
この日の『群青』と『かさぶた』、すごく格好良かった。

3/20 avant-title2発売記念ワンマン(みねこ美根)
不思議な雰囲気漂うお茶会のような雰囲気のワンマン。今年はみねこ美根のライブ沢山行くぞ!と思った日。

3/24 赤青ツアー(吉澤嘉代子)
小芝居がもはや本編のコンサート。
圧倒されてアンコールを忘れてしまい、「実はね…今アンコールなんだよ?」と言われたのが印象的。

3/27 ウダガワガールズコレクション vol.142(今波早稀/藍谷凪/天野花)
山手線一周ライブ、かすみゆく、背の高さ。
三者三様、全然アプローチが違っていたライブ。

3/28 モノクロームに色彩を(いつかの空蝉/明くる夜の羊)
白と黒のぶつかり合い。
この二組は戦友という感じがする。

4/02 シンフォニー音楽劇「蜜蜂と遠雷」
人生初観劇。劇場が広すぎて震えた。
シンフォニー音楽劇というのも新ジャンルで、見ていて胸が高鳴った。

4/04 avant-title2発売記念 Special LIVE2(mouca/みねこ美根)
moucaさんを知った日。大丈夫かこの方…(失礼)と思ったが、声に圧倒される。
みねこ美根バンドの力強さにもやられた。

4/11 Depot Depot!!!(天野花/児玉しのぶ/中村千尋)
わがまま言いません、借金がない人がいい!!!

5/01 息をするように。(さのめいみ。/久保詩音)
愛する人(※非恋愛)を失くした人と、半径数mから出たい人の叫び。

5/16 覗き色(藍谷凪)
新曲、『muse』の『私は会いたいあの人を生きてる内に想像したい』という歌詞に自戒した。
この人のライブをもっと見ていたい!と思ったがアンコールが無かった日。

5/25 サノメvs(坂本タクヤ/さのめいみ。)
女性ファン多!と思った日。
そしてお二人の姿と歌声を聴いて、「なるほど…イケメン揃いだもんな…」と納得した。
『Lighthouse』初披露。

6/05 拍手喝采(湯木慧)
世界観にひたひたになった日。
「去年これがやりたかったんだな…!」の答え合わせが多かった気がする。
TANEtoNE初お披露目。

6/13 Billboard yokohama(kitri)
Billboard。雰囲気半端なさすぎて場違い感まで感じた。
お二人のコンビネーションが完璧で、あの雰囲気は今年行ったライブ1だと思う。

6/15 青に燃ゆ(稲見繭/涼音/フジタカコ)
知ってたけどライブに行けなかったアーティストばかりの集い。
静かに、ただ熱く燃えているような方々だった。

6/20 まなざし〜差・指・刺〜(UNIDOTS)
まなざし、まなざされる。
ドラムのUさんカッケェ!となった日。

6/29 Time of sound over time vol.2(いまおかみく/なつこ/八神桃花/mouca)
音も多彩な雨の日。
蒼色の曲、『薔薇とカーネーション』の紅、ハッピーな黄色、青いシンガー。

7/02 白亜(日食なつこ)
『ワールドマーチ』が響く白亜紀
komakiさんはダイナソーを探しに行ったのだ…

7/11 天野花インストアライブ
タワレコの裏側が見れた日。
天野花さんは武道館を目指すそうだ。
(ここから先の記憶がない)

7/15 蓮華の花は夜に咲く(ぽりおんぽすとろのーつ/藍谷凪/てつと)
スタインウェイでの弾き語り。
様々な色味と、音圧…?という物を感じた。
まさか二階席からとは思わなかった。

7/21 愛されなかったあの日の僕らへ(草野華余子)
耳がグワングワンになった日。
テレビで見る面白いお姉さんじゃなく、格好いい姉御だった。
カランコエ・モノディ』のコラボは反則すぎる…

7/23 あの日のつづき(成田あより/ふーか。/miina/久保琴音)
どの日のつづき? というと、天窓からのつづき。
四者四様、優しかったり強かったり、MCが面白かったり。この日も雨。

7/25 もっちー誕生祭2021(東風あんな/フジタカコ/坂田穂乃花/藍谷凪/ミヤ)
いつだって誰かの誕生日。
結婚祝いも兼ねて…ということで恋愛系の曲が多かった。

7/29 射し込む光の行く先へ(泰斗/稲見繭/上兼堅/mouca)
この時期が一番行くのに迷った。
しかし行ってよかった!と高らかに言えるライブだった。
物販では隠れてたが身バレした。距離感って大事。

8/13 ぷらそにカーニバル2021(ぷらそにか)
初めて飛び込んでみたら卒業公演でした。場違い感。
年代記を冠したライブで、ずっと応援してきた人には感慨深いんだろうな…と思った。
遠い未来を見据えている感じがあった。

8/21この声が日々を繋ぐ(瀬川優/綴璃なな/mibuki/彩/来愛/珠李/mouca)
昼公演、夜公演と通しで行った。
世界観の作り込みから、主催の三人の信頼、コラボ曲の始めから誂えていたような感じなど、数行では語りきれない(感想も未だまとまっていない)。

8/27 BARK AT THE MOON(みねこ美根/マキアダチ/立花綾香)
異種格闘技戦という印象で、どの方も個性が強かった。
実を言うと、対策にビクビクして楽しみきれなかったところがある。
また改めてこの三人のライブが見たい。

8/29 全下北沢ツアー(UNIDOTS/空白ごっこ)
ど…どんな対バンだよ…と速攻チケットを取ったことも記憶に新しい。
行ってみると思った以上のバチバチ感で、本人たちは仲良さそうなのがなんとも面白かった。
セツコの細胞ちぎりドリンク…?(震え)

9/04 暁を泳いでクアトロワンマン(天野花)
迷って迷って選んだライブ。
大きな会場を押さえすぎた、という謙遜も吹き飛ぶぐらい魅力に溢れていた。
『ヒーローなんていない。でも諦めたくはない』という歌詞が突き刺さった。

9/09 うたのげんざいち2021(中村佳穂)
この方は、怪物にも神にも人間にもなれるんだな…と思った日。
未だに「なんだったんだろう…」となる。

9/10 fun time ACCIDENT 3(黒子首/日食なつこ/UNISON SQUARE GARDEN)
音、歌詞、会場の熱気。
熱すぎてぶっ倒れそうになった日。
水分補給は大事だぜ!

9/11 ステージは君のもの(Minori/フジタカコ/sachi.)
可愛くて美しくて強い3人のステージ。
sachi.さんの『ライブハウスのひきこもり』と『赤とんぼ』に胸を締め付けられた。

9/29 ARTS FOR THE FEVER Vol.3(咲穂/高井息吹/ヒグチアイ)
かたつむりからのわさび、自由に飛び上がる、限りなくダークサイド。
…何言ってるか分からない? 大丈夫。私も分かってない。

10/03 死に損ないのパレード(黒木渚)
死に損なった『モンロー』は、幽霊になり、ついにはサンバ隊に…
…何言ってるか分からない? 大丈夫。私も分かってない。

10/15 プレゼント vol.2(藤田悠治/ミノノサトエ/カナザワマナブ/天野花)
色々とプレゼントされた日。
何故そうなった!?と思うこともあったが、それも思い出。
らっきょさんのカホンが耳に残る。

10/17 花色(藍谷凪)
堂々とした佇まいと、その歌声に圧倒された。
凪さんまだまだデカくなるぞ…とワクワクした。

10/21 激闘ツアー(関取花)
キネマ倶楽部の雰囲気と、『新しい花』で明るくなったり、『きんぎょの夢』で息を呑んだりした日。
トラブルすらMCのネタにするという臨機応変さ。
その日少し気が沈んでいたが、全部吹っ飛ばしてくれた。

10/25 ドリップ・アンチ・フリーズ(日食なつこ)
日食さんが後ろについていた日(語弊)。
場所柄も何もかもが相俟って、とてつもない空気になっていた。
初めて見た木川さんのパンデイロに魅了される。

11/02 Time of sound over time vol.14 ~Rord sign~(mouca/いかう/Bashoo/メイ。/八神桃花)
四女一男の対バンだったので、Bashooさんが萎縮していたのが印象的。
いかうさんの『見慣れた赤色』には胃が痛くなった。

11/06 KNOCKOUT FES 2021
藍谷凪から始まって、明くる夜の羊で終わった日。
心がノックアウトされた。

11/18 そのまま(稲見繭/汐れいら/ナナジュウハチ/あめミー/ayano.)
稲見繭さんの芯の強い歌声、汐れいらさんの佇まいと歌詞、ナナジュウハチの『月面タクシー』、あめミーの『パラソル』、ayano.さんの世界観に連れ込まれた日。
ライブは本当に素敵だった。

11/19 カシカサレタカシ(松下譜割/はるかぜ/奥山汐理/天野花)
歌詞カードが配られ、それを読みながら見るライブ。
想定外のことも色々と起こったが、良い曲とアーティストに沢山出会えた。
そして来年の1/23の予定まで決まってしまった。既に楽しみ。

11/21 巡縷々~めぐるる〜(UNIDOTS)
少し後方からの見た目になった。
狐の嫁入り』が久々に聞けたのが嬉しかった。

11/26 独演会(ヒグチアイ)
終始圧倒されっぱなしだった。
楽器持ち込みでの参加、重めの人生相談。他のライブではないであろうことが多数。
多数の幸せを貰った。

11/27 二人のフーガ(シナリオアート)
映像×ダンス×音楽の公演。
ストーリーパートがあまりにも…あまりにも…
なんにせよ感情を動かされたのだから既に術中。

12/03 クレナズムワンマンツアー 本州を通りもん
置いてきた夏を体感したり、少し未来の様子が見えたりと、始まりを感じさせられた。
ほぼ最前で見れたので、音に呑まれる感覚すら覚えた。
そして個人的にはコインロッカーの重要さを知った日。

12/10 orbital node(アルクリコール/明くる夜の羊)
赤い炎と青い炎の対決。
どちらが勝ったとかじゃなくて、どちらも格好良かった。
3/4の予定も埋まってしまった。来年も忙しくなるぜ!

12/18ドリップ・アンチ・フリーズ(日食なつこ)
どんなことを言ってもチープになりそうだが、久々にライブで泣いた日。
「おかえり、komaki!」からのログマは反則。
でっかいダイナソーだぜ…

12/22 タイキのホンキ〜火樹銀花〜(やましたりな/成田あより/立花綾香)
熱いシンガー、心の底に隠している部分に光を当てる人、笑顔が印象的な方の対バン。
ここで立花綾香さんの『アマノジャク』におかしなハマり方をしてしまい、今でも続いている。

12/26 年末ダョ!全員集合!2021(関取花)
落語や忘年会ムード等、本当に年末感半端なかった。
そのまま「よいお年を〜!」からのゆく年くる年コンボまで映像が見えた。

12/29 汽水2ー海水と淡水の再会ー(窪田幕間/汐水/みづうみ/mimizuk)
ヴォサノバ、異国の楽器、男女ダブルボーカル、ルーパーによる一人多重演奏。
あまりにも大人な空間に、何度も息を呑んだ。

12/30 Laguna 2021 end of year songs!!!(藍谷凪/さのめいみ。/天野花/kaco/チヂタム)
個人的に今年の集大成と思えるようなメンバーで、終始楽しかった。
よいお年を!

配信ライブ

1/16 ミゼレーレ(日食なつこ)
『音楽のすゝめ』初披露。
教会の雰囲気も相俟って鳥肌が立った。

1/17 花ひらくまで(天野花/菅原優也/久保琴音/てつと)
な…なんだこのメンバー…このホール…!となった日。
『ペトリコール』がよく響く雨の日。

1/31 ファンタスティックツーマン(藍谷凪/みねこ美根)
ファンタスティック(とは)
となったが、聞いてみたら確かにファンタスティックだった。
時間が余ったらしいが、その分以前の曲も聞けたので、とてもお得感がある配信だった。

2/01 ストロボカフェ(オガワマユ/山さん/さのめいみ。/さわひろ子)
面白い四人が集まった日。
さのめいみ。さんの後にさわさんが出てきた時、「あれ、さのさんが成長して出てきた?」と思った。

3/19 the sceanted 始動ライブ(the sceanted)
行けなくなったので配信で見た。
バチバチバリバリ鳴っていて、バンドかこええ!!となった。

4/21 TimeZshipsConcert vol.5(ylang ylang/さわひろ子)
船の上からの通信(という体)。
無観客なの勿体ねえ!と思った。

5/01 REMI×KAZU vol.1(季子/uncon./さわひろ子/AATA/れーみ)
こちらも行けなくなったので配信で。
全員が主催のれーみさんのグランドピアノとのセッションをするのが素敵だった。

5/07 Tokyu Musix Challenge
この配信ライブはメンツが凄すぎた。
これ本来なら現地で聞けたはずだけに勿体無く思った。
読まれたりなんだりあって逃げたくもなった。

5/31 プレゼント vol.1(天野花/カナザワマナブ/ミノノサトエ/藤田悠治)
こちらも急遽無観客配信となった公演。
プレゼント、と言うだけあって色々と貰えた感じがしたが、生で見たい…と思った。
(10月に実現)

6/16 TimeZshipsConcert 最終回(原田智亜美/さわひろ子)
相変わらず船からの通信(という体)。
無観客ならではの演出もあり、最終回と言わずもう少し見たい…!と思った。

10/15 プレゼント vol.2(藤田悠治/ミノノサトエ/カナザワマナブ/天野花)
現地にも行ったが、アーカイブでも視聴。
プレゼントというタイトルの通り、動画のデータプレゼントがあった。今でも時折見て「面白い公演だったな…」と思っている。

12/03 クレナズムワンマンツアー 本州を通りもん
こちらもアーカイブ視聴。
実家で見たので、母も見ていた。
結果、母は「ギター弾いてる人はジーパンをはいている」という偏見を持っていることを知った。



以上、数えてみるとライブ57本、配信ライブ12本の計69本のライブを見ていた。
去年はライブ29本、配信ライブ26本だったことを考えると…と思ったけど合わせたら55本なのでそんなに変わらないような気もする。
14も増えてる? いや知りませんね…

なお月換算にするとおよそ月5ぐらい。
…いややっぱり多いわ。良いけども。

去年と明らかに違うのは配信ライブが減っていること。
これはどう考えても現地に行くことが増えたのが要因。状況が良くなってきていることの証明でもある。
あと去年との違いを明確に感じるのが、配信のアーカイブ期間が短くなっていること。
およそ14日間が相場だったのがアーカイブなし〜7日間が主流になっているのが興味深い。
もともと一期一会が当たり前のライブだったからこそ、アーカイブが残るだけでも異例といえばそうだけども。

1月の下北の人の少なさにビビったり、2月の来場ライブの予定がガンガン無観客になっていくモードに心折れそうになったり、3月のワンマンで天野花さんにハマったり、4月にmoucaさんを知ったり、6月のDY CUBE開店に驚いたり、7月の仙川フィックスホール凄かったな…となったり、9月4日に物凄く迷って、行ってよかった〜! となったり、10月に天野花→花色(藍谷凪)→関取花の流れヤベえってなったり、11月に突然明くる夜の羊にハマったり、12月に『アマノジャク』…立花綾香さんの沼に底まで沈んだりした中々激動の一年でした。

インプットが多すぎてアウトプットが追いついてないな…と思うことも多々あり、7〜9月はそれが顕著だった印象。後から補完したい。

来年は今年ほどは行けないとは思うものの、今の状況なら開催自体はされるのだろうな…と今からワクワクしている。

ギリギリまで押し詰まったライブ納め…と言いつつ、今の予定だとライブ初めは1月6日。

…今年ほどは行けないと言った側からですね。
もういっそ来年も行けるだけ行くと心に決めて、今年一番見たアーティストのギターとピアノの写真で今年を納めます。