圧倒的に走ってく

基本的には行ってきたライブのこと。たまにCDと本と諸々の話。

水属性の二人と、光属性のもう一人

ウダガワガールズコレクション vol.116@渋谷gee-ge.
面白い三人にグッとくる、そんな回でした。

いつ行っても迷うgee-ge.への道。
今回、そんなgee-ge.までのショートカットルートを知った。
周辺の人には当たり前なのかもしれないが、全く知らなかった。
今まで何分無駄にしていたことか…

階段を上がった先に看板があり、その先がgee-ge。
自分にとって見やすい席を選び、開演時間。

藍谷凪

もの凄く丁寧に歌っている印象を受けた。
インスト曲、『かすみゆく』は、ある人に向けられた曲だという。
いつも写真を撮ってくれていたあの人のことか…と思うと胸が詰まる。
その流れでの『君がくれた花束』『君の花束』の流れは何度見てもゾワッとするし、間奏のところがグランドピアノだとより素敵。

広がっていく色が眩しい、と思っていると、いつの間にか終わっていた。

小林未奈

続いてやって来たのは、緑色の服を着た方…小林未奈さん。
初見ながら、その歌声に見事に引き込まれた。
優しい人なんだな、ということを感じる歌い方なんだけど、歌詞の所々が面白くて、「笑っていいのか…?」という気分になる。
『少しバイバイ』の歌詞に「!?」となった。
今度またじっくり聴いてみたい。

みねこ美根

トークの面白さと歌のかっこ良さのギャップが素敵で、「一緒に歌えたら」と言っていた『朝がくる』は本当に歌えたら客席盛り上がりそうだな…と未来に期待を持つ感じが残る。

きっとこの方々なら、この禍も乗り越えられる。
なんとなくそう思えて、とても良い読後感(本では無いが)が残った。

また見に来よう。
gee-ge.に。このお三方を。
そう思いながら、PARCOの中を通って行くのだった。