「何故CDを買うのか?」と問われたような最近の諸々について。
CDが売れない時代とか言われ続けて久しい。
サブスクは発展し、配信限定シングルは特別なことではなくなった。
もはやCDは嗜好品であり、今はただただ場所を取るものと言われ、なんなら嗜好品としてならレコードの方が良いと言われる世の中。
それでもCDを買い続けているのだが、最近少しショックなことが2つあった。
湯木さんのインタビューの一部で、もうCDは古いものと示唆され、しばらく配信のみでリリースすることも示唆されていたこと。
先日のぷらそにかのライブで、物販列は長かったのにCD販売には列が出来ておらず、会場限定とか100枚限定と言われていたCDが結構残っていたこと。
もはやCDは過去の物なのだろうか。
そりゃ場所は取るし、配信より高いし、嗜好品としても上位互換があるかもしれない。
ミュージシャンはCDの売り上げだけじゃ測れないし、そんな時代でもない。
サブスクの方が便利な所もたくさんある。
…とまで書いて、なんでCDを買うのか分からなくなってきた。
それでも買うのだけれど。
この人格好良…!と物販に行って、感想を伝えながらサインを貰い、帰って歌詞カードを読む時の充足感とか、発売日を待ってタワレコに行く時のなんとも言えない高揚感とか。
あの、何とも説明出来ない感じを忘れたくない。
それは必ずしもCDで無くても良いのでは?と言われると何も言えない。
それこそ配信でもレコードでも思いは変わらないはずだから。
なんにせよ、私はCDを買う。歌詞カードを読む。
たぶん、これからもずっと。
2022/02/20 追記
サブスクにない音源もある!というのを書いていなかったので追記。
実はこれが一番の理由だったりするのだが、当時何故か思い当たらなかった…