SHION NO OTOSHIDAMA@下北沢Laguna。
2023年のライブ初め。
これでチケット代0円とかお年玉ってレベルじゃないぞ…と思えたライブでした。
いきなり一人出場辞退という逆境に置かれつつ、やって来たLaguna。
無料ライブということもあって、中々の人入りだった。
フジタカコ
ライブ初め、トップバッター。主人公になれない、と言う歌詞が目立つが、『エイプリル』では『主人公らしく胸を張れ』と歌ってくれる。
聞いていると、背中を押されるどころか背筋が伸びまくる。
もうあなたが主人公だし、なんならその場全員主人公になれたと思う…
Ryoko
高い声でガンガン畳み掛けて、最後はバンド音源。
『静寂を明日へ』のカバーは苦しさに爽やかさがプラスされていて、聴いていて不思議な感覚になった。
会場の色が完全に変わったのが分かって、聞いていて楽しかった。
mihoro*
力強い歌声と、ふわっとしたMCのギャップ。
後ろから「誰だ流れ作ったの!?笑」と聞こえる中のカバー…本人すらほとんど歌わないという『白雪姫』…
一緒に堕ちていくような気分になった。
春風詩音
「カバーして貰えることは幸せなこと」だと言う姿は本当に幸せそうで、しかしその歌は悲しさも含んでいる。
誰かが主人公になれる曲、というその曲は、消極的、に見えてとても凶暴。
…格好良い。