東京日輪音楽祭@下北沢4会場。
楽しかっただけに日和ってしまった、そんな日でした。
行けないはずの予定が行けるようになって、挑んだ追加販売。
即完公演だしまあ取れないだろう、と思いつつも素早くチケット画面へ。
…取れた。マジか。
そんな戸惑いと楽しみの半々の状況のままやって来た当日。
下北沢は人の山であった。
ノックアウトフェスでもこんなには居ないぞ…? と思うぐらいの人の山であった。
ノックアウトフェスでノックアウトされてしまったので、今回の標語は「無理をしない」。
まずはリストバンドを交換し、ドリンクチケットを貰う…と受付の下の方にサブスクキャンペーンのお知らせが貼ってあった。焦らず再生画面を見せて特典のステッカーを貰う。
…このステッカー貰ってる人異様に少ないな…と思っていると、近くで宣伝が足りないからもう少し周知させよう云々の会話が聞こえた。
…お疲れ様です。
まずはReGへ
受付を済ませて、MOSAiCから歩いてReGへ。
なんだかドライブ中に見えるレストランみたいな場所だ。
人集りが上へ向かって行くので、ああここか〜と付いて行った。
入店早々、
「あ、ライブハウスはこちらではないですね〜」(ニッコリ)
ニッコリされてしまった。
どうやらライブハウスReGは地下らしく、こちらはReGCafe。
これはお恥ずかしい…なんとか笑顔を返しつつ、下っていく。
オレンジの街
なんとか地下へ行くと、もう始まっていた。
案外時間を食ってしまったらしい。
途中からだったが、ふつふつと湧き上がる衝動を持て余しているような空気は伝わってきた。
生きる糧になれば、と言い続ける様は熱く、きっとまだまだ色々な所に出るであろうバンドだと思った。
明くる夜の羊
続いて、朝から…昼からもう全力疾走の明くる夜の羊。
リハーサルから本番だぜ…!
ギターの音で殴られて、ベースが更に疾走感を高め、ドラムで安定させ、ボーカルで空を切り裂く。
ゲームとかだと他の三人を倒さないとボーカルに攻撃が通らないやつ…!(そして三人もえらい強いのでどう頑張っても勝てない)
『リプレイ』、やっぱり格好いい。
音源が欲しいな、と思い物販へ。
丁度配信リリースされたアルバムの宣伝をしていたので、CDでの販売は無いのか訊いてみた。
「よく言われるんですが、ないんですよ〜」(ニッコリ)
ニッコリされてしまった。
まあ今の時代配信限定リリースなのも致し方ないことである。
「ダウンロードして聴きます!」(※既にダウンロード済)
と取り繕って、会釈して退散する。
Atomic Skipper
次はどこに行くべきか…と考えて、うろうろしていたらシャングリラに着いていた。
どのバンドも見たことがない…せっかくなので降りてみる。
そこにいたのは…Atomic Skipper、というバンド。
リハ4曲、本編5曲…6曲だったか?の大ボリューム。
会場の熱量と歌の熱量が相俟ってえらいことになっていた。
人間讃歌を歌ってみたと思ったら、ロックバンドなら、と切り捨てる強さ。
そんなん引き込まれるしかない。
ロックバンドたるもの、人を惹きつけられなくてどうする!
熱い。熱すぎる。
くらくらしてしまって、全ての気力を使い果たしてしまった。
…今日の標語は「無理しない」。
笑顔が崩れない内に桃源郷を後にして、また次のライブに思いを馳せた。
おまけ
あれだけニッコリされてしまったので、潔く聞き続ける事として。
いや自作で歌詞カード作るのもありだな…